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皮膚カンジダにも効果的なニゾラールクリーム

2020年05月01日

水虫治療で処方されることが多いニゾラールクリーム、ケトコナゾールを有効成分とする抗真菌薬です。アゾール系の中のイミダゾール系に属しているのですが、こちらの系統は効き目が良い点や副作用の少なさから広く皮膚芯菌症の治療に使われているのです。

足水虫はもちろん手に症状が発生することもあります。足が有名ですが白癬菌が好むのは角質の成分であるケラチンがあるところです。手の皮膚を始めとして、頭から足の先までどこに増殖しないとも限らないのです。水虫にならないといえば口腔粘膜や膣内、角質が存在せずケラチンが無いので発症することは稀です。口腔粘膜や膣内以外の皮膚・頭皮などで異常が見られたら、とりあえず皮膚科に行ってみましょう。意外なところで水虫になっているかもしれません。

白癬菌ではなくカンジダ菌を原因とする皮膚カンジダだって真菌が関係する病気、ニゾラールクリームを進められたのではないでしょうか。アゾール系は汎用性が幅広いのも特徴、いずれの病気にしてもケトコナゾールが真菌の細胞膜の生合成を阻害しこれ以上の増殖を止めてくれるので、用法用量を守って使用していれば強い味方となってくれます。

皮膚カンジダ症も同じくカンジダという真菌が皮膚に感染することで生じる皮膚感染症です。発疹が出来、そこから濃くて粘り気のある白いカスが出てくるというのが症状です。そのカスを採取して顕微鏡で観察すれば真菌が確認できるはずです。単なる手荒れとは違うので、抗真菌薬を使用しなければならないのは水虫と同じです。放置せず早期発見・早期治療に努めましょう。

白癬菌と違ってカンジダ菌は、口腔粘膜や消化管・膣内に常に生息する常在菌です。日頃は人体に害を及ぼすようなことはなく他の菌と共に上手く共存しているのですが、風邪を引いたり疲れたりで免疫力が低下すると増殖して症状を引き起こしてしまうのです。一度増えたら免疫力で押さえ込むことは出来ず、薬を使わねばなりません。

こうして症状が出てくるのが口の粘膜や膣内など、性感染症としても名高い病気です。脇の下や手足の指の間の隙間、乳房の下や爪、腹部のたるみなどに出てくることもあります。日頃から身体の状態を観察しておき、ちょっとした変化も見逃さないことです。免疫力が落ちるとたちどころに影響してくるので、常備薬としてニゾラールクリームを持っておくのも安心です。バランスの良い食生活や適度な運動、質の良い眠りなどを心がけて疲れを出さないようにしましょう。また、免疫力が低下しないよう努めることも考えましょう。

水虫と同じように使用できるニゾラールクリームは、発症している患部や病気によって用法用量は違ってきます。医師の説明を聞いて正しく使用することでこそ効率よく効果を行き届かすことが出来て、治すことが出来るのです。特に膣内に出来た膣カンジダだと性感染症ゆえに病院に行くことのハードルは高いでしょうが、自身を守るためにも必要なことです。