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水虫と間違いやすい水虫に似ている病気とは?

2020年04月04日

わざわざ病院に行かなくとも、ドラッグストアでも水虫の治療薬というのは様々売られています。普段行かないお店にて購入するなら恥ずかしさもあまりありません、それにわざわざ仕事をお休みする必要もないのです。でも出来れば病院で一度症状を診てもらうことをオススメします。

何しろ水虫に症状が似ていて素人が間違う病気は様々あります。中には医師でさえ顕微鏡を使ってきちんと確認しないと間違うような病気もあります。似ているだけで白癬菌が関係していないのであれば抗真菌薬を使用したところで全く意味は無く、お金も時間も無駄になるだけなのです。その間にその違った病気はどんどん症状を悪化させていくばかりです。

接触皮膚炎とは、その名の通り何らかの物質が皮膚に接触することでそれが刺激となって、炎症を起こしている状態です。かゆみがあり湿疹や小水疱が出てくる様子が水虫と似ていますが、身の回りにある何らかの物質が関係する病気ゆえにそれを特定し、退けるしかありません。

接触皮膚炎はかぶれとも呼ばれており、乾燥肌であったり発汗異常があったりという体質的要因で発症することもあります。金属や花粉など特定のものに対してアレルギーを持つ方も、白癬菌とは全く関係がないのです。

水ぶくれが出来ると言えば、掌蹠膿疱症になっている可能性もあります。手のひらに出来ることも多いのですが、足に出来ることもあり足水虫の小水疱型と見間違うかもしれません。でも細菌やウイルスといった病原体は入っていないので、掌蹠膿疱症患者が直接誰かに触れたとしてもその人が感染するようなことはないのです。

すねや肘・膝や頭に出来ることもあり、つめが変形したり骨や関節が痛んだりといった症状になることもあります。膿の入った小さな水ぶくれは、やがては乾いて茶色っぽいかさぶたになって剥がれ落ちてきます。頭に出来ている様子はまるでフケ症のようで、特に疲れたときや風邪を引いたときなど免疫力が低下している時に悪くなるようです。爪に出来ることもあり、爪水虫ではと見間違うこともあるのでやはり専門医に診てもらうしかないのです。

夏場に多くなる水虫患者ですが、それだけでなく汗を掻く時期だけに汗が原因の皮膚疾患も多くなりがちです。異汗性湿疹もその一つ、手のひらや足の裏に小さな水ぶくれが多発するのが汗庖、そして大きな水ぶくれになって赤みやかゆみを伴うものが異汗性湿疹です。いずれも汗が引き起こす炎症、多汗症の方や肥満体型で汗を掻きやすい方に多い病気です。水虫と区別が付きにくい上に、両者が合併することもあり適切な治療を行わなければなりません。

異汗性湿疹のみだと白癬菌が影響していないがゆえに抗真菌薬を塗り続けても治すことは出来ないのです。寒暖の差がある季節にこそ発症しやすく、放置しておくと徐々に症状は悪化していってしまいます。いずれの病気も、皮膚科に行けば診てもらう事が出来ます。たぶん水虫だろうとすぐに市販薬を買ってくるのは止めておいた方が良さそうです。